東濃地方で中山道といえば「木曽路は全て山の中である」の馬籠宿が有名です。
先日その馬籠に連なる中津川宿→落合宿→馬籠宿と歩いてみました。
今回は中津川→落合宿編です。
目次
中山道とは
江戸時代に江戸から長野県を通りながら京都を結んだ交通路のことで、島崎藤村の「木曽路は全て山の中である」で始まる「夜明け前」の舞台である馬籠宿もそのひとつ。
写真は馬籠宿の桝形。
中津川宿→落合宿→馬籠宿の距離と時間
中山道アプリやパンフレット(中山道歴史資料館などで入手できます)などによれば約9km。
時間はゆっくり歩いて3時間程度。
サクサク歩くと2時間で踏破できます。
(もちろん個人差あり。ただそれはとても勿体ない…!)
今回の落合宿までは途中でカフェ(後述)でモーニングによりつつで1時間半でした。
中津川宿
09:00。
中津川市図書館の近くにある共用駐車場からスタート。
ここは昔の面影を残す升形や和菓子屋、カフェ、地元の方々に愛されるスーパーや居酒屋、もう少し歩くと桂小五郎が会談をした建物跡などの見どころか満載です。
正直ここだけで3記事以上は書ける。
あちこちに常夜灯や石仏群があるので歴史好きな方は是非ぜひ下調べをオススメします。
写真は途中でR19をくぐる地下道にて。
僕はここで何故「なか”せん”どう」なのかを学びました。
地面
この中山道は一部の箇所を除き、目印として混ぜ物をしたアスファルトが敷かれています。
同じ中津川市でも合併前の町村専用マンホールがそのまま残っており、場所によっては用水路の蓋まで石畳柄。
休憩
この区間には定期的にトイレが設置されています。
少しそれたところにコンビニもあるので下調べをしていくと安心です。
飲食店
今回は中間地点にある越前屋さんでモーニングをいただきました。
\これでドリンク代のみ!アイスコーヒーの450円にサラダとフレンチトーストが付いてくる!/
モーニングって素晴らしい…。
もちろん見た目がキレイ!だけじゃなく味も大満足でした。
落合宿
そうこうしてるうちに10:30、落合宿到着。
越前屋さんで30分ほどゆっくりしたので、ここまで約1時間です。
※今はコロナの影響もあるので事前にお問い合わせください
(本陣→大名行列などの際にお殿様が泊まる場所)
どうしても馬籠が強い東濃地方ですが、この中津川↔落合だけでも1記事じゃ足りないくらい…。
中津川駅からも歩きやすいルートなので「馬籠→妻籠?もう行ったぜ!」というディープな方にはオススメです。
(後編。落合宿→馬籠宿に続く)