「木曽路 氷雪の灯祭り2020」が1月25日からスタート。中津川市馬籠は2月8日!

2014年から毎年行われている「木曽路 氷雪の灯祭り」が今年も始まります。

氷雪の灯祭りとは

「氷」と「雪」と「灯」を使い、アイスキャンドルや雪・氷の像などを使ったこの時期ならではのお祭りです。
各宿場町の道や広場が街の方々による様々な灯りで彩られます。
場所によってはお祭りならではの屋台やご当地の食べもの、当日限定販売のラーメンまで食べられることも!

開催地域と日時

開催地域は南は中津川市馬籠宿から北は長野県塩尻市の贄川宿までの各宿場となり、パンフレットにあるように「木曽路」全体を使ったお祭りとなっています。
さらにその中間から御嶽方面にある開田高原でも行われており、合計12ヶ所。

全体的な期間は2020年1/25(土)から2/11(火)の約2週間。
その中の週末を使い1日ずつ開催されます。
※最終日の上松町のみ火曜。木曽福島のみ土日の2日間なのでご注意を

MEMO
夕方くらいから順番にろうそくが灯されていきます。
暗くなってからいくより、少し明るいくらいの時間帯からだんだん増えて浮かび上がる灯りを観るのもオススメです。特に場所によっては暗くなってからだと駐車場も混むので、そういう意味でも

みどころ

やはりメインは点在する氷像や灯りですが、「宿場」というポイントも見逃せません。
馬籠ならあの水車や石畳と坂道。
各地域ごとに立地が違うからこその変わる風景や街並みに合わせ、氷雪や灯りの彩り方もどんどん変わっていきます。

こちらは去年の馬籠宿。
ここでは坂道に面した街ならではで、下から見上げるか上から見下ろすかで全く見え方が変わります。

こちらは木曽福島宿。
街中を流れる川を彩るだけでなく、去年は長野県木曽郡上松町出身の力士御嶽海を全面に出した氷像もありました。

どこも昔ながらの古い街なみ + 氷雪の灯祭りというコラボレーションなお祭りなので特別感も2倍です。
さらに「こういう時だからこそ」と普段行かない街にまで足を伸ばすと「今度は明るい時間に来よう」とも思います…。

また、歩きながら眺めても楽しいですがアイスキャンドルによっては紅葉や南天などが入ってるものも。
遠くから観ても、近くから観ても。
そして氷なので時間と共に溶けていきます。
そういう意味でも夕方前くらいからがベストかも。

フォトコンテスト

もちろん目で観ても綺麗ですが本格的なカメラを構えた方々も多く、公式にフォトコンテストも開催されています。
募集要項は下記リンクの下段にて。
過去の受賞作品もこちらで閲覧できます。
http://www.kisoji.com/kisoji/hyosetsu/2020/2020_hyousetu.html

2019年度最優秀賞 早川幸夫氏 奈良井宿「宿場を彩る」

2018年度最優秀賞 荻山清和氏 馬籠 「灯街道」

こういうの観てると「いいカメラ欲しいな」ってなりますね…。笑

食べもの

お祭りと言えば、食べ物です。笑
こちらも街の方々がされているので地域ごとで色んな味が楽しめます。
普段夜は閉まってるおやきのお店もこの日は特別営業。
寒い夜空の中で食べるおやきは格別です。

馬籠は豚汁や甘酒が無料で配られています。
行列も凄いけど進むのも早いので慌てなくてもたぶん大丈夫。

また、去年や2年前は駐車場近くの日本料理屋萩野屋さんがこの日限定のラーメンを出していました(美味しかったです!)。
今年もやるかはまだ不明ですが、恐らくお店のインスタグラムでお祭りの少し前に告知されるはず…。

他の地域ではお祭りならではの屋台もみかけ、食べ歩きながらの街歩きはなかなか楽しそうでした。
(ただし地域によっては足元がとても滑るのでご注意ください)

氷作りイベントも始まります!

長野県木曽福島宿では事前にアイスキャンドル作りのイベント(要予約)もあり、ここで造られたアイスキャンドルは本番である2/7(土)、2/8(日)に並ぶそうです。
自分で作ったアイスキャンドルを探すのも楽しそう…!
→雪灯りの散歩道 アイスキャンドルを作ろう

注意点

とにかく寒い。そして北へ行けばいくほど滑ります!
ここ数年は雪が降らなくなってきたとはいえ、馬籠はもちろん、北へ行けば行くほど雪と氷がシビアになります。
防寒具はもちろん、車で行く場合はスタッドレスなども絶対に必要です。

理想としては4WDが欲しいくらい。
去年木曽福島宿行った時はたどり着くだけでもなかなかヒヤヒヤしました。

美味しい食べ物も多く食べ歩きもしたくなりますが、最低でも立ち止まって食べましょう…。

アクセス

施設名:岐阜県中津川市馬籠から長野県塩尻市、開田高原の各地12ヶ所
TEL:0264-23-1122(木曽路氷雪の灯祭り事務局 木曽観光連盟)
駐車場:あり(詳しくはお問い合わせください)
日時:1/25(土)から2/11(火)の土日など。夕方~遅くとも22:00ころまで。各地域ごとに違うので場所ごとに確認をお願いします
→マップはこちらにて
公式HP:http://www.kisoji.com/kisoji/hyosetsu/2020/2020_hyousetu.html