一度は登りたい日本のおへそ恵那山。
\に、登って参りました/
・恵那神社のある前宮ルートは長いので健脚向け
・各所に祠や石仏のある信仰の山
目次
恵那山とは
日本百名山、そして新・花の百名山のひとつ。
岐阜と長野の境にある標高2,191mの山で、天照大神のヘソの緒を納めた伝説のある信仰の山です。
横に長い特徴的な形から「船伏山」とも呼ばれていました。
登り:長野県広河原口
今回のスタート地点、広河原口までは中津川インターからは約1時間。
園原ICで降りて少し走ったところにあります。
駐車場もトイレもあり、マップ的には片道3時間半とお手頃なルート。
「ずっと森の中」とあんまり評価されないのも恵那山ですが、こちら広河原口は途中で展望が開け、色んな植物もあり地面も変わっていき…と展開が多く楽しみやすい山でもあります。
ちょくちょく見えてくる遠くの山々。
こうしてみるとやっぱり恵那山は高いんだなと思わせてくれます。
山好きには密かな人気のシダ植物やキノコも豊富。
ルーペを持参しての登山も楽しそうな山でもあるのです。
しかしやっぱり標高2,000メートル越えの山。
どのルートも険しい箇所はあります。
山頂にトイレはありますが、水場はありません。
もちろん熊が出る可能性もあります。
用心してもし過ぎることはない、くらいの気持ちで。
頂上
展望台と避難小屋。
中間地点には唯一のトイレがあります。
(綺麗に使いましょう…)
避難小屋の右奥に見える大岩は登れます!
が、もちろん高いので慎重に。
下り:前宮ルート
恵那神社へ向かうのが前宮ルート。
元々は山頂が本宮、今の麓側が前宮でした。
山頂からは点々と祠がたたずんでいます。
こちらは元々の本社。
たくさん各祠が建っているので、可能ならお賽銭は多めに用意しましょう。
中には「どうやってここに」と思える石仏(行者越え地点)も。
よじ登らないとたどり着けない…。
とにかく前宮ルートは長い!
マップ的には下りなのに約6時間あり、さらに手を使わないと上り下りできないような急な坂道も多いです。
体力に自信がある方向け。
しかし、修験道!な道でもあるのでいつかここを往復したいとも思いました。
恵那神社
麓にあるのが恵那神社。
この神社の夫婦杉は圧巻!
時間が足りず写真が撮れませんでしたが、この夫婦杉だけでも目にして損はさせません。
(また別の機会に改めて単独で記事書かせてもらいたいです><)
最後に
様々な意味で象徴的な恵那山。
たまに見つめ直すと新しい発見があるかもしれません。
登るのが難しい!という人は富士見台からだと絶景を体感しながら恵那山も見られるのでオススメ手段のひとつです。
(写真は2年くらい前の7月の富士見台から。右に見えるのが恵那山です)
施設情報
名前:恵那山 |
住所:岐阜県中津川市/長野県下伊那郡阿智村 |
広河原口住所:https://goo.gl/maps/AEjuZjGMJvs4y4HM6 |
恵那神社(前宮登山口はこの奥):https://goo.gl/maps/b4YUenChexnhb6Ze6 |