テレビ愛知の「くすぐるTV」で、中津川のあじめこしょうが紹介されました!
「おいしい秋のてんこ盛りSP」で井上咲楽が栗きんとんやあじめこしょうを堪能しに来てました♪
今、スパイスカレーなど、スパイスが流行っているので「あじめこしょう」も気になる!
私も「あじめこしょう」について詳しい方に会いに行ってきました♪
目次
中津川の特産「あじめこしょう」ってなに?
「京都に京野菜があるように、中津川にも伝統野菜があるんだよ。
その中の1つがあじめこしょう。」
そう教えてくれたのは、カネマス福丸屋、代表の早川さん♪
カネマス福丸屋は、あじめこしょうを加工し、商品開発、販売などをされてる会社です。
早川さんに、あじめこしょうの魅力をたくさん聞いてきました!
あじめこしょうってすごい!
あじめこしょうとは、中津川市福岡地区で、約400年前から栽培される在来種の唐辛子です。
中津川のあじめこしょうは、一般的な唐辛子の3~5倍辛い!
しかし、完熟実はトマトと同じくらいの糖度を持つというのがなんとも不思議な特徴です。
ただ辛いだけじゃなく、旨味のある唐辛子なのですねー♪
面白いスパイスです♡
これに魅了された人達のグループ「好辛倶楽部」には、600人以上の会員がいるとのこと!
中津川のあじめこしょうは、岐阜県の飛騨・美濃伝統野菜認証を受けています。
そして、青果から加工品まで、さまざまな種類の商品を生産出荷されていて、
今まさに!人気上昇中の野菜なのです♪
なぜ「あじめこしょう」と呼ばれるの?中津川の福岡地区では「唐辛子」を「こしょう」と呼んでいます。
「あじめ」は、中津川の地域内を流れる付知川に生息するアジメドジョウに見た目が似ていることから、アジメドジョウに似たこしょう(唐辛子)として、「あじめこしょう」と呼ばれるようになったという話があります。諸説ありです!
大きさにビックリ!
あじめこしょう、わたしの手と比較して見ました。
めちゃ大きいです!!
一般的な唐辛子より4〜5倍くらい大きい感じがしました!
比べるとこんなに違います。
下の写真は、うちの畑の鷹の爪(青いけど)です。比べると生え方も違う。
鷹の爪は上むきに実をつけるけど、あじめこしょうは下向きに実がなります。
同じ唐辛子の仲間でも、あじめこしょうは、ピーマンやししとうみたい生え方をして面白い♪
青いあじめこしょうは生食もできる!
若採りした青いあじめこしょうは、生で食べることもできるそうです。
赤くなっていくにつれて、辛みと旨味、甘みも増してくるという!
真っ赤な時が一番辛い感じがするけど、赤くなると旨味や甘みも増えてくる。
「じゃあ、いつが一番辛いんですか?」と早川さんに聞いたら、
「青と赤の中間が一番辛い!」と教えてくれました!
つまり、真っ赤になる完熟前のこんな感じがスパイス強め♪
上の写真の真ん中のあじめこしょうは、ちょうど辛いと思われます!
どうやら実の中でも、種の周りのワタが辛いようです。
あじめこしょうの効果効能
- あじめこしょうは、韓国唐辛子より約5倍もカプサイシンを含む。カプサイシンには、体を温め、代謝UP!脂肪を燃焼しやすくし、美肌やアンチエイジングの効果がある。
- 天然アミノ酸の中でもGABA(ギャバ)を多く含む。GABAには、気持ちを落ち着かせる「抗ストレス作用」があり、リラックス効果もある。また、血圧上昇抑制効果がある。
- 大豆などのイソフラボンを含む食べ物と併用すると、発毛・育毛にも効果がある。また、認知症にも効果があるという研究結果もあるそう。
栽培中の畑に行きました♪
中津川市福岡にある畑に連れて行ってもらったら、一面あじめこしょう!!
畑から見える風景はのどかで素敵でした♪
とてもいい環境の中で育ってるんですねー!
あじめこしょうの花も咲いていました♪
白くて愛らしいお花です。
花はピーマンやししとうにそっくりでした。
元気にたくさんの実をつけていました!
真っ赤になったら収穫するそうです♪
一般的な唐辛子は虫が入ったりしないのですが、あじめこしょうには旨みや甘みもあるので、虫が食べても美味しいとのこと!
虫が入るとダメになっちゃうので、結構手間のかかる作業も多いと聞きました。
収穫した後は天日干し
真っ赤になって収穫したあじめこしょうは、しっかり天日干しします♪
このまま1ヶ月もの間、天日干しをするそうです。
なんと、収穫したあじめこしょう1.5トンが、天日干しすると300キロに!!
ちなみに、一味にするのにあじめこしょうを約14本使うという!
緑色のヘタは、1ヶ月天日干しした後に手で取り除きます。
種やワタの部分も、実と一緒に粉砕して、一味などの商品になります♪
へ〜〜!!の連続でした!笑
中津川の福岡にあるカネマス福丸屋
あじめこしょうの商品を開発して、作って、販売もされている、カネマス福丸屋♪
カネマス福丸屋の早川さんは、出会ってからすぐに目の前で何やら書いてくれました!
なんて粋なものをくれるのでしょうか!ビックリ!笑
あじめこしょうの書も、その場でサラサラっと書いていただいちゃいました!
なんてこった!!であります。笑
「困った時はしめたと思え ピンチは人生のスパイスだ!」
めっちゃいいメッセージ!家に飾っておこう♪
この己書については、また別の機会にレポートしたいと思います。
とにかく、早川さんはとっても気さくでユニークでいい方でした!
岐阜県の中津川を中心に伝統食品や素材など、また美味しいと思ったものや、健康にいいものなどを紹介しお伝えしています。地元で人気のオリジナル商品もたくさん取り扱っており、地域密着型のお店です。
カネマス福丸屋のあじめこしょうの商品
あじめこしょうの商品は、たくさんあります♪
今回、わたしはこれを購入しました!
こちらは、一味と七味。
天日干ししたあじめこしょうを、細かくして粉砕してたり、瓶詰めや、ラベルを貼るのも、カネマス福丸屋でされているそうです。
一味も素晴らしいのですが、七味にもとってもいい素材が入っていると聞きました。
七味のおはなし地元のあじめこしょう(唐辛子)、飛弾高山の山椒、静岡産みかんの陳皮、静岡海苔、黒ごま、麻の実、ケシの実が入っています。あじめコショウ40%の辛めの関東ブレンド。
日本そば、うどん、カレーライスもおいしくなります。
山椒は舌に作用して食べ物の味を感じやすくし、唐辛子のカプサイシンは脳に作用して食べ物の味を感じやすくするといわれているそうです。
わたしは豚汁にあじめこしょうの一味をインしてみました♪
風味がとってもよくなって食べやすくなった気がする!
ピリリとしたスパイスの辛みも、スッと引く辛さで美味しかったです。
ピリカラ糀も買いました♪
甘辛い糀で、ご飯に合う合う!
野菜につけても、田楽の味噌みたいに使っても美味しくて、何にでもつけれそうでした♪
あじめコショウの七味風味のぽてとちっぷすも美味しかった!
このポテトチップス、東海テレビ「みんなのニュースOne」や、女性自身などで紹介されているんだそうです。
風味がとてもよくて、辛くて美味しかった♪
たまーに七味がたくさんかかってるところがあって、ピリリときました!笑
下の写真のポテトチップスは、あじめこしょう商品ではないけれども…美味しかった♡
新じゃが限定、東濃産男爵100% 男爵じゃがいもポテトチップス!
とってもこだわって、明智に住んでいるお母さんたちが愛情込めて作られたそうです。
新じゃがを本来の味を味わって欲しいと、駿河湾の海洋深層水で作った自然塩だけで味つけをしたとのこと♪
辛いのが苦手な方でも食べれるし、じゃがいもが本当に美味しいです!
あじめこしょうの商品が買える場所(販売店)
あじめこしょうの商品は、今回購入した商品だけじゃなく、まだまだあります♪
中津川の道の駅(加子母、花街道付知、五木やかた・かわうえ、らっせいみさと など)、ちこり村、にぎわい特産館、カネマス福丸屋に置いてあります。
中津川へ行ったら、ぜひ寄ってみるといいと思います♡
今すぐ買いたい!という方はインターネットからどうぞ♪
「飛騨・美濃すぐれもの」に一味が掲載されました!
「岐阜にしかない逸品がある 飛騨・美濃すぐれもの」という冊子に、カネマス福丸屋のあじめこしょうの一味が、選ばれてドーンと載りました!
飛騨や美濃の美味しいものや、優れたものがたくさん載っている中に載ってました!
一味を作っている写真も載っていて面白いです。
いろいろとお話を聞いた感想
今スパイスが流行っていますが、今回は中津川の特産、あじめこしょうの世界をちょこっと知ることができました!
唐辛子だけど、ただの唐辛子ではない!お話を聞けて面白かったです♪
また、畑も連れてってもらえて嬉しかったです!
中津川のあじめこしょう、もっともっといろんな人に知ってもらいたいなぁ♪
人生のスパイスになるかもしれない。笑
「カネマス福丸屋」の施設情報
施設名:カネマス福丸屋 |
住所:岐阜県中津川市福岡978-18 |
TEL:0573-72-2013 |
駐車場:お店前に数台あり |
定休日:日曜日休み |
営業時間:8:00~17:00 |
公式HP:http://www.fukumaruya.co.jp |
アクセス
にぎわい特産館にも売ってます♪
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