京都と江戸を結んだ中山道。
今回のサブテーマはお隣馬籠宿の存在感凄いけど実はここも凄いぞ落合宿!編です。
目次
落合宿スタート
常夜灯の先に落合宿も中津川や馬籠の宿場町と同じように桝形があります。
こうした当時の道がそのまま残って生かされているのも面白いです。
枡形については「城びと」のサイトにて。
https://shirobito.jp/article/680
落合橋と川
中山道は「中山道六十九次」と呼ばれる歌川広重による浮世絵の題材になっています。
落合宿の中ではこの落合橋辺りからがそのスポット。
「夜明け前」で描かれた「橋が流され旅人が足止めをくらった」話がリアルにあった地点です。
近代になってからも橋が付け替えられたりしてます。
石畳!石畳!石畳!
落合宿といえば、この石畳です。
約900メートル!
当時のままのなのはこの中の3ヶ所、約70メートルほど。
残りは昭和後期に敷かれたものとはいえ、今はもうパッと見分からないくらい同化しています。
この石畳は雨水の排水も兼ねていたようで、脇には水路も流れています。
因みに当時のままの石畳が残るのは箱根とこの落合宿のみ!
実は日本でトップクラスに貴重な遺構がここにあるのです。
石畳までバスや車でのアクセスも可!
バスは中津川駅からの直行便はありませんが、落合川駅からは巡回バスが出ています。
詳しくは以下のコミュニティバス時刻表にて。
http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/archive/wiki_files/5/59/Teiju_bus_otiai_maptime_1.pdf
石畳の前後は「山中」「石畳下」になります。
まんま過ぎる地名。
中山道ウォーキングはちょこちょこルート上にバス停があるので「長距離歩くのはちょっと…」という方も下調べさえしてしまえば選択肢がグッと広がります。
(特に夏場はとても暑い。夏休みシーズンとはいえ人を選ぶ暑さ)
一里塚跡
石畳を抜けて少し歩くと見えてくる一里塚跡。
ここには案内板やトイレ、休憩所もあるのでちょっと一息つきましょう。
馬籠宿到着!
そして石畳から約40分(やっぱり個人差あります)。
\馬籠宿到着です/
夜明け前を読むとサラッと馬籠から落合宿、中津川宿を行き来するシーンがありますが車や電車が当たり前になった今からするとかなり大変です。
しかし、それでも当時と同じ往来を自分の足で感じるのはなかなか味があり、ブラタモリ的楽しみ方をしたい方にもオススメです。